〔前編〕にて『二見興玉神社』『夫婦岩』についてご紹介しました。
もう少し足を延ばせるのなら、ほかにも魅力的な観光スポットがたくさんありますので、今回はそちらをご案内していきます。
遠方からいらっしゃる方は、伊勢まで来たら『熊野古道』まで足を運ばれることをおすすめします!
都市部から熊野古道は遠いので、伊勢からスタートしたほうが絶対にラクです。
ですがまず、伊勢神宮から近い観光スポットといえば、『鳥羽水族館』になります。
伊勢神宮の内宮やおはらい町の最寄り駅は、近鉄の五十鈴川駅になりますが、最寄りと言っても徒歩で30分以上かかります。
なので五十鈴川駅にこだわらず、伊勢市駅や宇治山田駅などでも良いので、バスやタクシーで一旦駅に戻り、そこから『鳥羽水族館』のある鳥羽駅までを目指すことになります。
(一番距離のある伊勢市駅からでも電車での所要時間は20分程です。)
また鳥羽駅から『鳥羽水族館』へは徒歩で10分程かかります。
(詳しくはこちらのサイトを参照してください。)
※車移動の方がラクですが、伊勢神宮周辺の駐車場は時期によっては満車で停められないこともありますので、どの区間を車移動にするかよくご検討ください。
国内で唯一!ラッコもジュゴンも見れる♪『鳥羽水族館』
ニュースでも時折話題になっていますが、現在 国内でラッコを見ることができるのは、鳥羽水族館のみです!
21歳の「メイ」と 17歳の「キラ」の2頭がおりますが、ラッコの寿命は飼育下で20歳~25歳とのことで、ぜひ会いに行きたいところです。
※2025年3月17日から観覧方法が変わっていますので、公式ホームページにてご確認ください。

左の画像はセイウチのショーです。
見ずらいですが…上手にシャボン玉を吹いてくれています。
とってもかわいらしかったです♪
右下はジュゴンです。
懐っこいのかな?近くに寄って来てくれすぎて、せっかくのお顔がガラス面に当たり伸びてしまっています。
人魚のモデルのはずよね…まっそんなところも、また愛らしいですね♪
世界でも鳥羽水族館とシドニー水族館でしか飼育されていないとのことなので、ジュゴンも国内で見ることができるのは鳥羽水族館のみとなります!
今の間に行っておくべき水族館であることは、間違いありません!
村中が映えスポット!?『志摩地中海村』
鳥羽水族館のある鳥羽駅から、『志摩地中海村』への送迎バスが出ている鵜方駅までは電車で約35分。
ただその送迎バスは日帰りの人は予約することができず、また利用する宿泊者がいないと欠便になることも…
そこでおすすめしたいのが、鵜方駅の先 賢島駅(かしこじま)で電車を降り、海上タクシー『Entrada賢島』を利用する方法です。
志摩地中海村までの約10分、英虞湾(あごわん)をクルージングできます!
大人の乗船料でも片道1,300円と、料金がお手頃なのも嬉しいです。


志摩地中海村は、劇場版『トリリオンゲーム』のロケ地として、撮影にも使用されました。
異国情緒あふれる建物や雰囲気がステキで、どこを切り取っても村中が映えスポットとなっています!
志摩地中海村から見る英虞湾の景色も格別ですよ♪
『Rias by Kokotxa』(リアス・バイ・ココチャ)という、ミシュラン1つ星とのコラボレストランで、ランチを頂きました♪
スペインの新バスク料理なんだそう。…バスク料理ってなに?
馴染みもなく詳しいことはよくわかりませんが、ざっくり言うとフレンチのような感じ!
で、とにかくおいしくて大満足でした!
平安貴族になって、世界遺産『熊野古道』&日本三名瀑の一つ『那智の滝』を巡ろう!


熊野古道へ電車で行くのは時間がかかり大変なので、車移動が前提になります。
地中海村からは車で1時間、伊勢市駅からは1時間半程かかります。
熊野古道を散策するコースは多々ありますが、私は平安貴族の衣装体験をしたかったので、まず大門坂茶屋さんを目指しました。
その大門坂茶屋さんから『那智の滝』まで行って戻ってくるのに、大社を参拝したり写真を撮ったりしていると、大人2人の足でも2時間では間に合いません。
※自分たちの写真撮影の時間というよりも、たくさんの観光客の方々に「一緒に写真を撮りたい」と頼まれるので、私は3時間コースをおすすめします。
大門坂茶屋さんにて衣装を選び、(実は2人の衣装の紋様が同じで、さりげなくリンクコーデになっています♪テンション上がる!)夫婦杉で写真を撮って頂いたら、いざ出発!
3月末に行ったので、衣装を着ていても厚さも寒さも感じず。
(熊野古道が日陰なのもあるかもしれません。)
桜も見れましたし、素敵なひとときを過ごせました。
※熊の目撃情報が出る時期もあるので、確認の上 旅程を組んでくださいね!


『那智勝浦漁港』は生まぐろ水揚げ量日本一!
せっかく勝浦に来たのであれば、是非まぐろを食べましょう!
私が今回おじゃましたのは、JR紀伊勝浦駅から徒歩5分のところにある『お食事処 大和』さん。
丼ぶりから溢れるまぐろ!まさに贅沢の極み!『大和DX丼』をおいしく頂きました♪
これはもう間違いなく『死ぬ前に食べたいごはん№1』でした!
熊野古道もステキですが結局『花より団子』で、「勝浦のまぐろは、また必ず食べに行きたい!」と思っているごまなのでした。

伊勢周辺には魅力的な観光地がたくさんあります。
少しでも皆さまの旅の参考になれば幸いです♪
