30歳を超えてから、マッチングアプリを駆使し、結婚まで至った私の実体験です。
女性目線で婚活のポイントについてお話していきます。
『マッチングアプリ』はタイパもコスパも最高!
まず前提として、「今すぐ結婚したい訳ではないけど、いい人がいればいつかはしたい」と思っているだけでは、素敵な出会いは訪れません。
6年以上も前の話にはなりますが、何かの番組でマツコ・デラックスさんが、「人にどう思われようが、バカみたいに動かないと結婚なんてできない。」とおっしゃっていて、当時の私はそれを観て衝撃を受けました。
そして「本当にそうだな!」と思えたので、本格的に動き出しました。
なので今こうして幸せな結婚生活を送れているのは、マツコさんのおかげと言っても過言ではありません。
ただ休みの日と言っても、平日の分の洗濯物を片さないといけないし、友達とも遊びたいし、というか単純に疲れているし、暇なんてことはないですよね。
結婚相手を探すにあたって、方法は色々とあると思うのですが、
①友人の紹介
②職場の同僚(取引先など仕事関連のコミュニティ)
③結婚相談所
④婚活パーティー・街コン
⑤マッチングアプリ
今パッと思いつくのはこんなところかなと思います。
で結局、①と②で自分の理想の人に出会えていたら、誰も悩みませんよね。
そして③結婚相談所については、ごめんなさい、私は経験がないのです。
なぜなら私は「お金を払いたくないから!」です。
女性の場合でも男性と同じように、入会金やら月会費やら様々な費用がかかるそうで、誰かのサポートが必要ということなら、検討するのも良いと思います。
④婚活パーティーは、自分が全く興味がないと思った人とでも、決められた時間、話をしなくてはいけません。
アプリなら無反応もしくは1秒で片付くことが、10分、20分とかかります。
不作の日はメイクをした時間も、数百円の交通費すら惜しいです。
そもそも連絡先を教えてもらったところで、何の話をしたどの人だかもわかりません。
主人は友人に誘われて『一緒に陶芸をする』婚活パーティーに参加したことがあるそうですが、年齢制限の幅が広く、おかん世代の人しかおらず…
5,000円の湯呑み、「たっけぇ湯呑みだよ!」と今では笑い話です。
消去法にはなりますが、女性にとってはマッチングアプリが一番費用もかからず、時間を無駄にしない方法になります。
アプリを使用する上での注意点

マッチングアプリと言っても、今いろんな企業のサービスがありますが、なるべく男性の身元の確認をきちんとしてくれている大手の会社が安心だと思います。
現在はだいぶ市民権を得ましたが、一昔前まではいわゆる『出会い系』と言われるサービスだった訳ですから、自分の身の安全を一番に考えましょう!
当時『with』はそんなにメジャーではなかったですが、地上波でCMを流せるほどですから、多少は安全が担保されているはずです。
私は主に『Pairs』を利用していました。
私がメッセージのやりとりをした人は、『Omiai』よりも『Pairs』のほうが、まじめな人が多い印象を受けたからです。
自分の理想を『もっと具体的に』考えよう
たくさんの人から「いいね」が来ると、目移りしてしまいますよね。
それが『マッチングアプリの落とし穴』です。
11人と食事に行った私の反省点として、まず自分の譲れないポイントをはっきりさせておくことが重要だったなと思います。
例えば私の場合『広島カープが好き』なのですが、『野球が好きな人』でもいいかなと思って安易に食事に行ったら、激しめのケンカになりました(笑)
一旦自分のことは棚に上げて、理想を具体的に整理して、そこに近い人から会っていくのが一番効率的です。
加えて、自分はどこまで許容できるのかも考えていきます。
・専門職の人ではなく、大学を出て上場企業に勤めている人が良いのか(=職業や学歴が気になるのか)
・身長は何センチ~等、ルックスや声の好み
・趣味や嗜好が合う(カルチャー・ファッション・食事・金銭感覚)
・共働きがマストでないと厳しそうなのか
・家事や育児は分担できそうか
・将来どこに居住することになる?
・自分は相手が初婚でなくても受け入れられるのか
・宗教やスピリチュアル等、思考が共有できる?
・モラハラの気がないか、メンタル的な問題はないか
・前科はないか
「もう一度会ってもいいかな」と思う人だったならば、上記の項目はなるべく早い段階でチェックしてくださいね。
まともな人なら当たり前すぎて、怒ったりせず笑って答えてくれます。
そして1番大切なことは、性格は良いところを探すのではなく、嫌な部分が少ない人を探してください!
お互いに最初は良いところを見せようとするものですが、少しでも「えっ」と気になることがあると、それは大概あとになって、「あの時の違和感は正しかったな」と思うことになります。
そのくらいのことは目をつぶれるかなと思っても、まずこちらに心地良いと思える環境を与えてくれるような相手でなければ、次第に苦しくなってきてしまい、最終的に相手に何も還元することができません。
友人を見ていても、『アプリ疲れ』をしてしまう要因として、自分の目標が定まっていないことが大きいように思います。
みんなも気をつけて! 私が実際に体験した不快だったこと
いくらタイパが良いとは言っても、メッセージのやりとりでは良い雰囲気の人でも、実際に会ったらイメージと違うなんてパターンも…
・写真詐欺。帽子をかぶって自撮りで写真を撮っている人で、頭皮が薄かった。
なんならお顔も違いました。(1人)
・身長詐欺。5㎝は嘘ついていたと思う!(1人)
・酔った勢いでボディタッチが激しくなる人。(8人)←11人中
・共通点が複数あるはずなのに、会話が続かず。
面白くないし、ときめかない。(3人)
・「肌がぶつぶつ」とか言ってくるデリカシーのない人、しかも割り勘。(1人)
(その日ほんの少し肌荒れしている部分があっただけ、ほっといてほしい。)
・カメラマン気取りで、永遠にこちらの顔写真を撮ってくる人。(1人)
・家柄が合わないと言われた。(1人)
(普通に失礼。君のご実家はどれだけ太いんだ!)
・大学生くらいの若い女の子の店員さんに、伝票間違いを強めに指摘。(1人)
(お酒1杯分、気がつくところが怖い。私にはものすごく優しいところもまた怖い。)
同じ人が何個もランクインするもんだから、数が合いません。
こうして思い返すと大変でしたが、諦めずに最後に会った人が今の主人です。
条件もクリアしていましたし、上記の不快な行動を一切せず、終始笑顔でいてくれました。
まとめ
私は半年間『Pairs』を利用して、11人目で今の主人に出会い、半年間交際。
そこからさらに半年の同棲期間を経て入籍をしたので、『Pairs』を始めてから1年半で結婚に至りました。
妥協してまで、今どき結婚にこだわる必要もないとは思いますが、私は一人暮らしをしていたときより生活水準が上がったので満足しています。
趣味の合う人と結婚したので、休みの日は一緒に乗馬をしたり、夜はゲームをしたり、野球や恋愛リアリティーショーを観たりと、毎日修学旅行のようで楽しいです。
なので私は自身の経験から、『マッチングアプリを利用して結婚すること』をおすすめします。

1人も楽しいけど、2人も楽しいよ♪