防御率1.87の村上投手、『虎の守護神』岩崎優投手を攻略!
今日の阪神の先発は、今季すでに6勝も挙げている村上領樹投手。
対するカープの先発は、4/18に阪神戦で完投して以降、3試合勝ち星のついていない森下暢仁投手です。
今日の1番スタメンは、右足関節外側靭帯損傷の離脱から、5/13に1軍復帰した秋山翔吾外野手。
相手が右ピッチャーということもあってか、頭角を現し始めた中村奨成外野手に代わり、スタメン復帰となりました。
そんな秋山選手がご挨拶とばかりにやってくれました!
1回表、ライトスタンドへの今季1号ソロホームラン!で、広島が先制します!
続く菊池涼介内野手、サンドロ・ファビアン外野手が打ち取られるも、4番末包昇大外野手がレフトへのヒットで出塁。
5番坂倉将吾捕手のタイムリーツーベース!
防御率1.87の村上投手から2点を先取し、好調な滑り出しかと思われましたが、遂に7回裏、森下投手が阪神打線に捕まります。
前川右京外野手と、『恐怖の8番』の異名を持つ木浪聖也内野手のタイムリーにより同点に追いつかれ、勝ち投手の権利が無くなりました。
ところが打線好調のカープはここで終わりません!
9回表、末包選手が9球も粘りフォアボールで出塁すると、坂倉選手が見事送りバントを決め、代走の大盛稔選手が2塁へ到達。
エレフレス・モンテロ内野手のタイムリーツーベースで勝ち越し!
続く矢野雅哉内野手がダメ押しのタイムリーツーベース!
虎の守護神』岩崎優投手を打ち崩したカープが4-2で勝利でしました。
『チャンスメークもできるクリーンアップ』
個人的に今日の試合の決め手となったのは、『末包選手が9球も粘りフォアボールで出塁すると、坂倉選手が見事送りバントを決め』ここにあると思います。
昨季までの末包選手は、三振か長打かという、まさに『パワーヒッター』特有の性質が強かったように思います。
が、今季は打席でも冷静に、際どいボール球を見極めることができています。
加えて守備も良く、今日の8回裏のファウルフライの捕球もお見事でした!
体格も良く、身のこなしも俊敏だなんて、文句の付け所がありません。
坂倉選手にバントを要求するベンチの判断もすごいですが、そつなくこなせてしまう坂倉選手もまたすごいです。
打撃だけではなく、器用さも兼ね備えている4番、5番。
これは今年優勝狙えるんじゃないか?という気にさせてくれます。
ごまの小言
週末はお天気が少々心配ではありますが、4連勝と波に乗っているカープ。
交流戦が始まる前に、ひとつでも貯金を増やしていきたいです!

今日もカープは かーちかーちかっちかち♪