【セパ交流戦】広島カープVS西部ライオンズ 1回戦昨日の試合（6/6）【勝利レポート】

走塁でもぎ取った決勝点！森下投手に捧げる4勝目！

今日から3日間はホームゲームですので、ＤＨ制ではありません。
毎日せわしなく入れ替わる今日のスタメンは、

1	センター	野間峻祥
2	ショート	小園海斗
3	レフト	サンドロ・ファビアン
4	ライト	末包昇大
5	キャッチャー	坂倉将吾
6	ファースト	エレフレス・モンテロ
7	サード	佐々木泰
8	セカンド	菊池涼介
9	ピッチャー	森下暢仁

となっております。
遂に打率が2割を切ってしまった、打撃不振に悩む矢野雅哉内野手に代わり、小園選手がショートに入ります。

そしてセンターには秋山翔吾外野手、中村奨成外野手の2人に代わり、野間選手が起用されました。

本当に毎日オーダーを確認することが楽しみになっています。
新井監督ありがとうございます！

そして小園選手がセカンドとの兼任もしている中で、2回表ファンブルをしてしまい、先制点はライオンズへ。
そりゃあ小園選手も毎日大変ですよね…

ファンブル (fumble). 野球やバスケットボール、アメリカンフットボール、クリケットなどの球技において、一度つかんだボールを取り落とすミスのこと。
引用元：Wikipedia

しかし4回裏、その小園選手がレフトへのヒットで出塁すると、続く3番のファビアン選手もヒットで出塁！
ノーアウト1・2塁というチャンスが訪れます！

4番末包選手のタイムリーヒット、続く5番の坂倉選手の犠牲フライにより、この回に2点を奪い、試合を振り出しに戻します！

防御率が2点台にも関わらず、なかなか勝ちのつかない森下投手ですが、今日は8回まで125球の力投！
仲間の援護を待ち続けます。

8回裏、坂倉選手がフォアボールで出塁したところで、代走に羽月隆太郎内野手を送ります。
この采配が的中！
初球から走り、盗塁成功！その後まさかの『三盗』を決めます！

三塁への盗塁（三盗）が最も仕掛けられやすいのは、一死二塁の場合で、特に右打者の打席の場合である。三盗は、捕手から三塁までの送球の距離が短いため、二盗よりも企図されづらいが、一方で牽制を受ける二塁手・遊撃手は二塁から離れることが多く、投手は二塁牽制時に体を大きく捻らなければならないため走者はリードを大きくとりやすい。
引用元：Wikipedia

モンテロ選手が右打ちなので、まさに上記のシチュエーションでした！
野球の作戦って、奥深くておもしろいですね。

そして7番佐々木選手の打席にて、ライオンズの炭谷銀仁朗捕手のパスボールが発生。
『三盗』が功を奏し、羽月選手が生還！
勝ち越しに成功しました！

喜び溢れる森下投手の笑顔、羽月選手とのハグに感動！
よって今日の試合は、3-2でカープの勝利となりました！

以前羽月くんがヒーローインタビューで言っていましたが、『森下くんとは月を一緒に見る仲』だそうで、ほほえましく素敵なコンビです♪

今日のイチオシ！『カープのニュープリンス』（18番）森下暢仁投手

佐々岡監督が就任し、2019年のドラフトにて森下投手を獲得。
（2年目には栗林良吏投手も獲得しています。）
こんなに爽やかな笑顔が印象的な、先発の軸となる投手を獲得してくださり、佐々岡監督には感謝しかありません！

ルーキーイヤーには10勝3敗、防御率リーグ2位の1.91という成績で新人王を獲得！
東京オリンピックでは、アメリカとの決勝に先発出場し、5回までを無失点で抑える活躍を見せてくれました。

森下投手の一番の魅力は、調子の悪い日でも大崩れすることなく、冷静にゲームメイクをしてくれるところです。

昨季は2年ぶりに2桁勝利を挙げた反面、自己ワーストとなる10敗を喫し、悔しいシーズンとなりました。
バッティングセンスの良い森下投手、今季も投打での活躍を期待しています！