【小園選手】打撃好調!奇策に冷静に対応したバッテリー 1点差を死守!
今日のスタメンは、サードに田中広輔内野手が起用されたため、セカンドに小園海斗内野手が入りました。
(打率・防御率は試合後のデータになります。)
打順 | ポジション | 選手名 | 打率 |
---|---|---|---|
1 | センター | 大盛穂 | .305 |
2 | レフト | サンドロ・ファビアン | .314 |
3 | セカンド | 小園海斗 | .292 |
4 | ファースト | エレフレス・モンテロ | .259 |
5 | キャッチャー | 坂倉将吾 | .287 |
6 | ライト | 末包昇大 | .259 |
7 | サード | 田中広輔 | .250 |
8 | ショート | 矢野雅哉 | .219 |
9 | ピッチャー | 玉村昇悟 | 防御率3.47 |
今日の先発は今季4勝目を狙うを玉村投手。
ランナーは出すものの、5回まで1失点と奮闘。
ただ毎試合5・6イニングの投球で、途中降板の多さが気になるところです。
梅雨も明けましたし、これからもっと暑くなっていく中で、継投の投手の消耗も考えると、もう少し長いイニングを投げてくれると助かるかなと思います。
あと個人的には、バントは決めてほしいです。
打線も5回まで1安打と、中日先発ベテランの涌井秀章投手の前に振るわず…
試合が動いたのは6回の表でした。
7番の矢野選手がヒットで出塁、2アウトで回ってきた2番ファビアン選手もヒットで繋ぎ、ランナー1・3塁から、3番小園選手のライトへのタイムリースリーベース!
2打点を挙げ、逆転に成功します!
その後のイニングでは追加点を奪えなかったものの、中継ぎの無失点リレーでリードを守り続けます。
6回に途中登板した中﨑翔太投手による見事な火消しは圧巻!
中﨑投手は今季安定している印象で、再び頼もしい存在になってきましたね!
その後の継投は、7回 森浦大輔投手→ 8回 栗林良吏投手→9回 テイラー・ハーン投手。
9回裏に坂倉選手から石原貴規選手へ、キャッチャーを交代しました。
この起用については特に新井監督は触れていないのですが、守備の面において石原選手の信用度が高いことが推測できます。
話題となった9回の中日の采配ですが、その前にもなぜかベテランの宇佐美真吾捕手に代えて、代打で2年目の辻本倫太郎内野手を起用。
結果辻本選手にヒットを打たれることにはなるのですが、宇佐美選手の現在の打率は1.67ということで、確かに不振ではあるものの、バッターボックスに立っていて怖いのは宇佐美選手かなと思いました。
打順が1番にかえり、上林誠知選手がヒットで出塁。
2アウト1・3塁の形で、3塁の辻本選手に代走が送られました。
俊足が持ち味という2年目の尾田剛樹選手で、ホームスチールを狙うも失敗。
なんだかあっけない幕切れとなってしまいましたが、ハーン投手と石原捕手の冷静なバッテリーの判断で1点のリードを守り切ったカープが2-1で勝利するという結果になりました!
9回2アウト中日の謎のホームスチール
試合が「…??」という形で終わってしまい、消化し切れず…
良い機会なので、ホームスチールについて調べてみました。
≪成功のポイント≫
・左ピッチャーである場合
・右バッターが打席に立っているとき
・1・3塁などランナーがいるとき
確かに今回はそのシチュエーションではありましたが、そもそもホームスチールの成功率ってどのくらいなのでしょうか?
本盗はどうしても1点が欲しいが、打者に期待ができないような場合の作戦であり、バッテリーが一定以上の警戒を払っていれば確実に失敗する作戦である。
引用元:Wikipedia
ウィキペディア辛辣…
今日の中日のスタメンの打率を見てみると、1番の上林選手と3番の岡林勇希選手以外の成績は、あまり芳しくないようです。
とはいえ、ホームスチール敢行時に打席に立っていた2番の山本泰寛選手は、今日2安打の活躍。
次に岡林選手も控えていることもあり、勝負を急ぐ必要があったのかと疑問は残るばかり…
28日のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』にて、解説者の谷沢健一さんが
「日本ハムは似たようなことをして成功しているんですよね。まあ転ぶ作戦は面白いと思うけどね」
引用元:BASEBALL KING
と、一塁走者が塁間で転んだフリをした点に着目していました。
また解説者の館山昌平さんによると、
「相手のピッチャーからすると咄嗟に二塁に投げてしまいがちですけど、広島もこういった作戦をするチームなので、防御策もけっこうやっていたと思うんですよ。ハーン投手も経験があるピッチャーなので、冷静でしたよね」としっかりと対応したハーンを評価した。
引用元:BASEBALL KING
確かにカープでも、5/18阪神戦にてホームスチールを敢行し失敗していますが、あのときは6回表でした。
今日の試合に関して言えば、1点を死守するために石原選手に捕手を交代していた新井監督の采配勝ちと言えます。
中日の井上監督が、なぜ石原選手に守備交代したのかをもう少し疑えば、この奇策には出なかったかもしれません。

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