4回までの放送をサクッとおさらい
新メンバー5名が加入し、晴れて8人体制となったtimeleszによる、初の冠バラエティ番組『タイムレスマン』(フジテレビ毎週日曜25時25分~)の放送が4月20日から開始され、順調に回を重ねています。
「うぉ、結構遅めの時間だな」と思った方も大丈夫!
最新放送回はTVerでの見逃し配信も可能です。
1回30分の放送なので、お風呂上りにでもサクッと無理なく観れるという点も魅力。
2回目までの放送の内容は、『タイムレス』という屋号の先輩である会社の方々への挨拶回り。
加えて、その会社の事業内容に合わせた企画が用意されていました。
例えば1回目は『お宝鑑定団』的な、メンバーの私物の価値を鑑定するというもの。
『timelesz project-AUDITION-』ならぬ『タイムレス オークション プロジェクト』です。
本人たちはプロに査定されることを知らずに、自宅にある『自慢のできるもの』をそれぞれ持ち寄り、その私物のエピソードについて語ります。
中でも佐藤勝利くんの持参したギターは、『GLAYのTERUさん』からの頂き物とのことで、500万円の価値があるという代物!
ギター自体の価値は50万円で、TERUさんの所有していたギターという付加価値がつき、この価格とのこと。
TERUさんすごい!そしてその人脈を持つ佐藤勝利くんもすごい!
2度目の放送のロケ現場となったのは、フィットネスジム。
メンバー8人で腹筋450回を目指します。
題して『タイムレス ムキムキ プロジェクト』!笑
1人当たり50回、菊池風磨くんは100回というノルマを与えられ、いざスタートするも、傾斜がついていることもあってか、ノルマを達成することのできないメンバーが続出。
ということで、ラストバッターの菊池風磨くんは141回をやり遂げなければならないことに…
バラエティーだろうと、何事にも全力で取り組む菊池風磨くんの姿勢には、見習うべきものがあります。
グループを背負う覚悟すら感じさせる菊池風磨くんの奮闘ぶりに、思わず涙が込み上げる心優しい松島聡くん。
メンバーの絆を感じさせてくれる神回となりました。
(過去作については有料になりますが、FODなら視聴可能です。)
またこの回では、佐藤勝利くんが新メンバーの橋本将生くんのことを「マッチ棒」と揶揄し、橋本くんも負けじと「僕に負けたら『つまようじ』ですからね!」と言い返すという、2人の小競り合いが発生。
謎の『つまッチ』というコンビが爆誕しました。
3回目はサウナで、体だけでなく、話もテンポ良くととのえよう!『サウナでととのう話マン』です。
個人的には半裸にならない3人(佐藤勝利くん・松島聡くん・寺西拓人くん)が、『安売りしない感』があって良かったです。
1人づつ『ととのう話』を披露していく中で、寺西くんがヨーロッパ旅行中、不当に金銭を要求されそうになった際に、「焼肉弁当!」と叫んだら何とかなったという話は勉強になりました。
そして4回目は佐藤勝利くんの持ち込み企画『穴埋めクッキングマン』です。
ところどころを隠されたレシピで、8人で力を合わせてハンバーグを作っていきます。
工程1を担当するのは菊池風磨くんと松島聡くん。
松島聡くんが合い挽き肉が用意されているにも関わらず、何やら数を数えながら一生懸命に肉を切っている横で、菊池風磨くんが淡々と玉ねぎを刻み、タネを完成させました。
無駄なことを一生懸命頑張っている松島聡くんが、とても愛らしかったです。
工程2を担当したのは原嘉孝くんと猪俣周杜くん。
『つなぎ』の意味が理解できず、致命的なミスを冒します。
卵ではなく生姜丸ごと1個(衝撃!)牛乳のところをしょうゆ、パン粉ではなく酒を入れたことで、タネは案の定びしょびしょになりました。
味も完全に生姜焼きコースまっしぐらです。
工程3は橋本将生くんと篠塚大輝くん。
苦戦しつつもきれいに成形し、見た目だけはハンバーグのようになりました。
ところが最後のソース作りで、寺西拓斗くんがマヨネーズを投入してしまいます。
メンバー全員で答え合わせと実食。
お味は悪くないようだけど、『ハンバーグではない なんとも不思議な何か』が完成しました。
こんなに不安な料理番組を観る機会はなかなかないので新鮮でしたし、おもしろかったです。
【反省会 議事録】
『制作サイド』として叱咤激励してくれるのは、シソンヌの長谷川さんです。
しょっぱなから結構ガチめのダメ出し…
♦ 橋本将生くん
①「いやでも」と否定が多い。相手の話が終わる前にかぶせてしまうため、編集がしづらい。
②「あまったやつでいいや」が口癖となっている。
橋本くんは元々口数が多いタイプではないので、意識的に周りの人がいじってあげているという構図があり、ご本人の中では『否定』ではなく『返し』なのだと思われます。
タイプロからその関係性を理解している視聴者としては、違和感は感じることはありませんでしたが、VTRで確認すると確かによく言っていました。
スタッフの方々が「編集しづらい」とのことで、改める必要もあるのかもしれません。
♦ 猪俣周杜くん
①サウナ後に、スタッフさんがわざわざ「お取り寄せした」という特製ドリンクを頂くも、『まずい』が顔に全面に出てしまっている。
②収録中に「まずいな、コレ」と小声で言う。
感情が表に出やすい=『素直』なところも猪俣くんの魅力のひとつ。
「まずいのであれば、大きな声で言ったほうがおもしろい」と長谷川さんからアドバイスを頂きました。
♦ 原嘉孝くん
①カメラの位置を把握できておらず、犯罪者のように目元にだけ線が入ってしまっている。
②カメラマンさんが位置を変えるよう指示を出しているにも関わらず、直すどころかヘラヘラしている。
見切れるにしても、ちょうど良く目元だけが映らなくなっているなんて、『奇跡』にも近い現象が起きていて、『ナチュラルにおもしろい』あたりが、さすが原くんだなと思いました。
『櫻井・有吉のTHE夜会』に出演した際にも、『乳首が出てしまう』という衝撃のシーンがありました。
状況を理解できない不器用さ、指摘にもヘラヘラしている原くんのキャラクターが好きです。
♦ 寺西拓人くん
①原くん同様、自身の写りかたを意識できておらず、隣の人と重なり金環日食のようになっている。
『出しゃばって人より前に出ない』その奥ゆかしさが寺西くんの良さでもあると思います。
「ただ寺西くんが見たい!」というファンの方も多いと思うので、全かぶりは無くしてもらいましょう。
と、ここまでの4人は『クレーム』という形でしたが、最年少の篠塚くんは『べた褒め』されるという展開に。
♦ 篠塚大輝くん
①初回の記念すべきオープニング、ひょうが降るような悪天候の中でも、明るく元気に振舞っている。
②たいしておもしろいポイントでもないのに、リアクションが大きい。
『自分に今どういったことが求められているか』を理解する能力に長けており、とにかく真面目!
最年少ながらによく奮闘しています。
②に関しては、まるで『吉本新喜劇』のようですが、大阪出身なこともあるのかな。
『場を盛り上げよう』という気持ちが伝わってきて、見ていて応援したくなります。
6回目はオリジナルメンバーへのクレームになります。
♦ 菊池風磨くん
①覚悟が違う。バラエティ能力が高く、周りを引っ張ってくれる。
②故に間を埋めるために、親戚のおっさん以下の弱いボケをする。
よって、積み上げてきた『菊池風磨』というブランディングが下がる。
これまでの放送で、根性があって覚悟が違うことはよく伝わりました。
多少弱いボケだとしても、一番バラエティに慣れているということもあり、ひよこ組の良い手本になってくれているように感じます。
ブランディングに関しては、そんなに大きくイメージは変わっていないので大丈夫そうです(笑)
♦ 松島聡くん
①人柄が良い。気遣いが細やかで言葉選びが丁寧。
②前髪が長いために、目元が映らず涙が撮れない。
聡ちゃんの人柄の良さは『タイプロ』でもよく伝わってきました。
「TVに出ている人で、こんなに優しい人は初めてみた!」と驚くほど、とても愛情深い人ですよね。
前髪ついてはおしゃれなので仕方ないのかなーとも思いますが、いかがでしょう?
♦ 佐藤勝利くん
①何事にもストイック。
②感動のシーンで数を数え間違えている。
『タイプロ』『タイムレスマン』を通して、ただ『顔立ちのきれいな勝利くん』ではなく、他者に迎合することなく、自身の意見をはっきり言うところ等、意外な側面を知りました。
少し抜けているところや、割とすぐにムキになるところが、とても人間らしくて良いですよね。
まとめ
今回の指摘はごもっともでした。
が、その欠点と思える部分こそが、メンバー各自の持ち味でもあるとも言えます。
『不慣れ故のかわいさ』も今のうちかもしれません。
5回目にして『反省会』というのは、いささか早いと感じましたし、「改善してほしくない!」とさえ思いました。
6/17の22時~TBSで『timeleszの時間ですよ』という新たな冠番組が始まります。
そちらの放送も楽しみですね!

欠点に見える部分も『愛嬌』だよ。
引き続き『タイムレスマン』を応援します!
↓ 5/5に公開されたMVです。
良い曲でしたので、聴いてみてくださいね♪